千葉幕張ペット博

千葉市の幕張で先日行われたペット博に行ってきました。

わんちゃん、猫ちゃんを連れて入れるペット博は大盛況でした。

今回、弊社では出店をしておりませんでしたので、消臭除菌スプレーの

「I Love Pet」をご紹介することはできませんでした。残念です。

 

会場では保護されたわんちゃん、猫ちゃんの新しいオーナーさんを探す

保護譲渡ふれあいコーナーもありました。

 

保護された猫ちゃんで思い出した出来事があります。

もう１０年ぐらい前になりますが、車を運転しておりますと車のボンネットの方から

子猫ちゃんの鳴き声が聞こえてくるのです。

 

何だ？と急いで車を止め、ボンネットを開けてみるのですが、鳴き声はするものの

姿が見えません。周りにいた方達も何事かと私の車にみな寄ってきて覗き込んでおりました。

 

そして鳴き声のするあたりを探し当てますと、なんと前のバンパーの中にいるのです。

そこは空洞になっており、子猫ちゃんでしたら入れるほどです。

車に搭載してある工具を持ち出し、バンパーを取り外して子猫ちゃんを救出！

ケガはありません。ほっとしました。

 

でもどのようにして入ったのだろうか？

走っている間に落ちなくてよかった！

この子猫ちゃんどうしよう？

私の家では飼えないし！

そう考えていると近くに保健所があるではありませんか。

そうだ！相談してみようと保健所に向かいました。

 

保健所では子猫ちゃんを１週間程預かってくれて、インターネットなどで飼主さんを探してくださるというのです。

よかった！でも１週間経っても飼主さんが見つからなかったらどうなるのでしょうか？とふと思い

職員さんに聞いてみました。

職員さんも本当に言いづらそうに殺処分になるかもしれません。

 

うそでしょ？こんなにかわいいのに！

こうなったら１週間のうちに預かってくれる方を探すしかないと思い、色々と探しました。

 

しかし１週間は短く、残念ながら見つかりませんでした。

殺処分だけは避けたいとの思いで保健所に引き取りに行きました。

するとその子猫ちゃんは私を覚えているのです。助けてくれたことを覚えているのか

私のところに近づいてきて離れません。とても元気な様子でした。

 

保健所の職員さん達がきちんと食事を与えてくれていたおかげです。

本当に動物が好きで面倒見の良い方達ですが、殺処分という現実に心を痛めているかと思うと

ペットブームではありますが、かわいいだけではなく命を大事にしてほしいと思いました。

 

その後、この子猫ちゃんはどうしても育てたいという知り合いのお宅に行くことになりました。

今でも愛されながら家族の一員として暮らしております。

 

思い出話となってしまいましたが、保護されたわんちゃん、猫ちゃんを愛してくれるオーナーさんが

早く見つかれば良いなとの思いで、会場を後にしました。

 

各自治体でも殺処分ゼロを目指して頑張っているようです。